僕は行政書士をして3年目。お父さんの事務所を継ぐために、僕も行政書士になったんだけど、今度、若い女の子が雑貨屋さんを始めるみたいで、それに関わる書類作成の仕事をお父さんの知り合いに頼まれたんだ。でもね、どうも、そのクライアントのお嬢さんと僕とをお見合いさせたいみたいなんだ。僕には3年付き合っている彼女がいて、その彼女と結婚しようって決めているんだ。だから、そのお嬢さんと結婚しろって言われても断るつもりだけどね。
僕は行政書士になるために勉強していた時から、彼女に支えてもらっていた。試験直前でも、彼女は僕をいろんな面で支えてくれたんだ。だから、僕が行政書士になれたのも、彼女のおかげだと思ってる。彼女と知り合ったのは大学のサークルだった。控えめな彼女はサークルにもなかなか馴染めない感じで、なんだか寂しそうだったんだ。僕も人見知りをする方だから、なかなか乗りのいい女の子とは話ができなくて、大人しい彼女とだったら話をできる気がしたんだ。
始めて話した言葉は、「おなか空いていないですか?」だった。そしたら彼女は「ちょっと空いています」って微笑んでくれたんだ。一緒に食べたマックは緊張して全然味が分からなかった。あんなに緊張してマックを食べたのも生まれて初めてだった。彼女といるとホッとするんだ。控えめだけどいつも僕を支えてくれる彼女をこれからもずっと大切にしていきたい。